在宅で働ける仕事を探したいな。
文字起こしってよく聞くけれど、どんなのかな?
難しいのかな?
コエラボトライアル受けたいから、どんなのか知りたい!
今回は、こんな疑問にお答えします。
文字起こし(音声・テープ起こし)とは、録音・録画された音声を文字にすることです。
って言われても、いまいちイメージがわかないですよね。
なので、文字起こしで有名な会社コエラボさんのトライアルを実際受けてみた私の感想もまじえて文字起こしとはどんなものかご紹介します❣
在宅のお仕事を探している方
文字起こしやってみたいけどどうしようかなと思っている方
文字起こし会社のトライアルを受ける予定の方
テープ起こしってそもそも何?っていう方 など
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
『文字起こし』(音声・テープ起こし)をしてみようと思ったわけ
「在宅でのお仕事何かないかなぁ」と求人サイト『バイトル』をめくっていて、ふと目にとまったのが、声ライター(文字起こし)の求人募集をしているコエラボ。
コエラボ求人を見るまで、文字おこしの私のイメージはというと、音声→文字 という単純な作業(機械的)であって、しんどいわりに割に合わないといったものでした。
やるわけないやん!って思っていたのですが・・・
コエラボ求人について調べると、有名人のインタビュー、村議会の議事録、裁判記録など扱っているようで、内容が興味深く、面白そうかも!って思うようになりました。
コエラボトライアル受けてみた【体験談】
コエラボでお仕事できるまでのおおまかな流れ
コエラボに応募してからコエラボのお仕事ができるまでの流れになります。
二回のトライアル試験があり、合格してお仕事をもらうまでには結構長い道のりになりますね。
求人サイト(バイトル、はたらこねっと)からコエラボに応募
↓
一次トライアル案内
↓
一次トライアル実施し提出(結果まで最大2週間)
↓
トライアル合否発表掲示板で合否確認
↓
一次トライアル合格の場合、二次トライアル案内
↓
二次トライアル実施し提出(結果まで最大2週間)
↓
トライアル合否発表掲示板で合否確認
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二次トライアル合格の場合、晴れて声ライター(コエラボライター)デビュー
コエラボ一次トライアルに向けてやったこと
一次トライアルといっても、文字起こし未経験の私は何をどうすればいいかさっぱり。というわけで、とりあえず、データで頂いた資料を全てコピーしてファイリングすることにしました。
資料の大事そうなところ(文字起こしとは?使っていい記号か否か?など)だけざ~っと目を通しました。ルールを抜粋したものも頂けたので助かりました(初回だしここだけはきっちり守っておこう・・・)。
文字起こしサンプルもざっくり見て、さっそくトライアル開始しました。
ここで、文字起こしの基本のきを学びました。
一次トライアルに向けてやったこと
- 資料をコピーしてファイリング
- ルールを抜粋したものに目を通す
- 文字起こしサンプルに目を通す
参考
文字起こしのやり方には、おおきく3つ!
素起こし・・・発言者の発言内容をそのまま聞こえたとおりに文章にする。
ケバ取り・・・ニュアンスを損なわずに、相づちや言い間違いなどをカットして 文章にする。
整文・・・話し言葉を書き言葉に直し、読みやすいように文を整える。
参考
タイムコード・・・聞き取れない部分は、(####@00:03:30)という具合に音声の時間を記載することになっています。タイムコードが記入されていることによって、音声データと文章を効率的に照合することができます。
コエラボ一次トライアル実施
トライアル | 一次 | 二次 |
---|---|---|
難易度 | 易しい(二次と比較して) | 難しい(一次と比較して) |
音声の内容 | 1対1 インタビュー 一般的な話 | 5人 座談会 専門性ある内容 |
文字起こしの形式 | 素起こし | ケバ取り |
音声時間 | 約10分 | 約20分 |
提出物 | スキル等についての質問シート | 一次トライアルのチェックリスト(できていたか☑) |
一次トライアル実施!
聞き取りにくいところ、聞き取れた音声の意味がつかめないところが数か所あり。
漢字なのかひらがななの?
読点うつのうたないの?
段落かえるのかえないの? などなど
よく分からないところがありました。
でも、分からないなりにルールを抜粋したもの(チェックリスト)に書かれたことだけはある程度守り、仕上げました。
慣れないことをするって大変・・・めちゃくちゃ疲れました。
今回、私が一次トライアルにかかった時間をまとめると⤵
聞き取り、文字入力時間 | 1時間 |
聞き直し、見直し時間 | 4時間 |
マニュアル見ての総仕上げ時間 | 2時間 |
全部でかかった時間 | 計7時間 |
コエラボ一次トライアル結果
一次トライアル結果は・・・合格👏
やれるだけのことはやって結果が出たので、うれしかったです。
コエラボ二次トライアルに向けてやったこと
一次トライアルの見直しをしました。
提出した一次トライアルのデータをコピーし、解答と照らし合わせてチェック。
気になっていた箇所、読点の位置、段落分けなど大量に修正すべきところが・・・
漢字なのかひらがななのかなど、間違ったところ・間違いそうなところを付箋に軽くまとめました。
音声を聞き返すことはほとんどできませんでした(二次トライアルの納期が迫っていたため)。
最後に、一次トライアルのケバ取り解答例を見て、ケバ取りの感覚をつかみました。※一次トライアルは素起こしで、二次トライアルはケバ取りのため。
二次トライアルに向けてやったことリスト
- 一次トライアル解答チェック
- ポイントを付箋にまとめる
- ケバ取り感覚つかむ
コエラボトライアル二次実施
トライアル | 一次 | 二次 |
---|---|---|
難易度 | 易しい(二次と比較して) | 難しい(一次と比較して) |
音声の内容 | 1対1 インタビュー 一般的な話 | 5人 座談会 専門性ある内容 |
文字起こしの形式 | 素起こし | ケバ取り |
音声時間 | 約10分 | 約20分 |
提出物 | スキル等についての質問シート | 一次トライアルのチェックリスト(できていたか☑) |
二次トライアル実施。
一次に比べ、格段に分かりにくくなってました!!
とりあえず、1周目。聞き取れる範囲で適当な感じで音声を起こし。
2周目からは、聞き取りにくいところを部分的に埋めて、修正していきました。
複数人がざっくばらんに話す感じなうえに、聞きなれない用語も飛び交いさっぱり分からん・・・というわけで、何か手がかりはないか探していると、ネットにて音源・出どころ発見!
しかも、YouTubeで映像化されていたので人物把握をすることができました。専門用語はネットで調べて話の流れみたいなのは大筋理解できたとは思います。
ただ、全体の流れはなんとなくわかっても、話者の発言を的確にとらえるのは難しすぎました。特定の人の声が聞き取りづらく一部がというよりその人の発言全体がもう何が何だかという感じでした。とにかく進まずにイライラも募りました。
分からないところは飛ばして進めていきながら、だいたい初め~終わりまで4周して完成させました。
一応完成させたというだけ・・・ほとんど見直しもせずに提出。。。(泣)
今回、私が二次トライアルにかかった時間をまとめると⤵
聞き取り、文字入力時間 | 3時間 |
聞き直し、見直し時間 | 7時間 |
マニュアル見ての総仕上げ時間 | 1時間(不十分) |
全部でかかった時間 | 計11時間 |
コエラボトライアル二次結果
私の二次トライアル結果は・・・不合格でした(´;ω;`)ウゥゥ
予想はしていたものの、やはりテンション下がりました⤵
しかも、提出後数日後に不合格結果が。
トライアルを提出したら最大2週間ほどの審査期間があるとのことでしたが、
合否掲示板に審査中と示されずいきなり不合格の文字。
おそらく審査されずに下された模様。
一次トライアル申し込みから2か月後の納期限ぎりぎりを目指していましたが、結局期限の次の日に提出。事前に頂いていたチェックリスト項目も不十分なままで、後味の悪い終わり方に。
コエラボトライアルを受けてみた感想
コエラボトライアルを終えて
正直、トライアル一次の結果がでた時点で、断念しようかなと思いました。とにかく慣れないし、分からないし、時間がかかりすぎるし、徐々にやりやすくはなるのでしょうけどとてもお仕事としてやっていくのは自信がないなぁと。
一次トライアル申し込みから2ヶ月近くも経ってしまったものの、せっかくだからという思いもあり、慌てて二次トライアルにとりかかりました。ちなみに、『申し込みから2か月経った場合は再度トライアルを受ける必要がある』旨のことが書かれてありました。
もう少し余裕をもって始めていれば、もしかしたら結果は違っていたかもしれません。ただ、重い腰をなかなかあげられなかったので、自分には向いていないんだろうなというふうに感じています。
コエラボトライアル一次合格をするには【体験談】
どのように採点されているのか分かりかねますが、最低限のルール(チェックリストを参考に)を守ることをこころがければ大丈夫でしょう。
自分で採点してみた限り、読点の位置、段落分けなど多数修正すべきところがありました。なので、そこまで合格の基準は高くないといえると思います。
コエラボトライアル二次不合格の可能性を減らすには【体験談】
1番の合格の秘訣は、やる気をみせること!現に、意欲のある方募集との旨の記載がありましたし。
やる気がないとみなされると、容赦なく落とされます。
私の場合のように、納期ぎりぎり、一次トライアル合格後すぐに二次トライアルにとりかかからない場合、やる気がないとみなされてしまう可能性が大です。注意しましょう。
あと、二次トライアル用のチェックリストで最低限のルールは守るようにしましょう。
さらに、一次トライアルで出来なかったところを二次トライアルでどれだけ改善できているかも見られています。地道な努力が必要ですね。
合格に必要なことチェック
- やる気!~トライアルには余裕をもって早くとりかかる
- 最低限のルールを守る
- 努力!~一次トライアルでできなかったところを二次トライアルで改善する
『文字起こし』(音声・テプ起こし)をする上で必要なこと【体験を経て】
コエラボトライアルを受けてみて、『文字起こし』は単純で楽な仕事ではないということが分かりました。
『文字起こし』というお仕事は、難しい!!
これが結論です。
向き不向きがあると思いますが、文字の入力が速く出来るとか、コツコツ真面目に取り組めるというかそれだけにとどまらない能力が求められていて一般的にも簡単とはいえないと思います。
私も、コエラボトライアルを受けるまでは、「音声を文字にすればいいんでしょ?」と簡単に考えていました。
でも、実際は、音声から文字にする過程で教養、調べる力、話の流れをつかむ国語力、時には専門的な知識など求められている力が多くあり大変なお仕事であると実感するに至りました。
機械的で単純な仕事と対局にいるような、人間的で話者の心情を深堀することも必要なお仕事といえばいいでしょうか。
こんなことを言えば、躊躇してしまう人が続出しそうですが、決して言い過ぎではないように思います。
それだけ、今の時代にも需要のあるやりがいのあるお仕事だということだと思います。
後、必要なことは、もちろんやる気・忍耐力ですね。
文字起こしやったことのない未経験でももちろんOKですが、上記に書いたような仕事だと理解した上で、絶えず能力の向上に意欲的であり努力することが必要になってくるのではないでしょうか。
文字起こしをする上で必要なこと
- 教養
- 調べる力
- 国語力、読解力
- 専門的知識(場合による)
- やる気
- 忍耐力
- 努力
コエラボとは
今回、私がトライアルを受けた『コエラボ』事業をされている会社についてのご紹介です。
会社名 | 株式会社IPパートナーズ |
所在地 | 東京都中野区本町 |
☎ | 03-3375-1744 |
代表者 | 飯沼 秀一 |
資本金 | 4000万円 |
株式会社IPパートナーズは、テクノロジーと知恵を使って、コミュニケーションを劇的に改善するというビジョンのある会社です。
事業内容も、コエラボをはじめたとした映像・音声コンテンツの制作・販売という事業にとどまらず、各種セミナーやITコンサルティング、インキュベーションなど幅広いです。
ちなみに、音声データのテキスト化サービスとして『コエラボ』を開始したのは2009年1月のことです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
文字起こし体験(コエラボトライアル)を通して、文字起こしとはだいたいこんな感じという概観をお話してきました。
文字起こしは、決して簡単なお仕事ではないけれど、幅広い知識や国語力などを駆使してするやりがいのあるお仕事であるということがわかっていただけたかと思います。
文字起こしをすることによって、色々な分野に興味をもって理解を深めることができるので得られるものは大きいですよね。
なので、ちょっとでも興味があるという方は、この機会にコエラボトライアルでも、受けてみてはいかがでしょうか。